ショッピング・散歩しながら芸術鑑賞。水戸市本町ハミングロード商店街は、街の中のミュージアム。ショッピングモールの一息空間へようこそ!ハミングロードを歩いて彫刻に触れてみませんか?作者の息吹を感じ取ってみてはどうでしょうか。ながめたり、なでたり、写真を撮ったりして芸術にふれられます。
六崎敏光
中村明二
小林一夫
小鹿尚久
山崎猛
津野充聡
三谷順
高嶋文彦
中村義孝
中根達矢
後藤清一
アンジェロ・ファルチカーノ
張子隆
レナード・カンポネスキー
星真子
野口雨情(のぐち うじょう)
1882年(明治15年)5月29日 – 1945年(昭和20年)1月27日
詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われた。
「4丁目の犬」由来
大正7年10月より同9年6月まで旧水戸市銀杏町100番地の「対紅館」という下宿屋に妻つる、と住んで居りました。彼の多数の作品で水戸を歌った詩はわずか2編です。一つは「その夜」もう一つは「四丁目の犬」です。「その夜」の歌碑は水戸東照宮境内に、「四丁目の犬」の歌碑はハミングロードに設置されています。「四丁目の犬」は雨情の作品の中で一番都会的と言われ、大正9年童謡雑誌「金の船」に発表され、本居長世により作曲されました。 一時、ある国語学者が「この作品は水戸の本町を歌った詩ではない。」と言われましたが、雨情の直孫の野口不二子様の研究で本町ハミングロードとわかりました。そして昭和62年8月「ハミングロード」のオープン時に歌碑が野口不二子様の手で除幕されました。(※水戸下市人情新聞2号より抜粋・引用)
後藤清一(ごとう せいいち)
明治26年(1893)本3丁目(現・本町2)に誕生した彫刻家で、東京美術学校を卒業し構造社展に出品、のち帝展に招待され文展・日展の審査員・評議員・参与を歴任しました。
ロダン以来の近代彫刻に学びながらも生涯を通して東洋古代美術を構想の因とし、自己の信仰と思索の象徴としての造型を研究し、昭和59年(1984)亡くなり善重寺に埋葬されました。